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活動報告

2022.11.15

令和4年度ドローン技能講習がNHKニュースで紹介されました

屋根の修繕などを行う板金業者が、高いところでの危険を伴う作業にドローンを活用しようと、操縦方法を学ぶ講習会が、11日、鳥取市で開かれています。

県板金工業組合は、屋根の点検や見積もりにドローンを使って撮影した動画や写真を活用することで、作業員の転落事故のリスクを減らし、作業時間を短縮できるとして、現場への導入を進めています。
鳥取市でふだん、現場で作業にあたっている板金工8人が参加して、ドローンの操縦方法を学ぶ講習会が開かれました。
参加者たちは、体育館の中でドローンスクールの講師から指導を受けながら実際に操縦し、緊張した表情でコントローラーをにぎりながら、目線の高さでホバリングさせたり、目標のコーンの上まで移動させたりしていました。
境港市の板金会社から参加した37歳の男性作業員は「操作に慣れないので難しかった。だいぶ練習しないといけないが、できるようになったらいい」と話していました。
講習は13日までの3日間行われ、参加者はその後12月から導入される国家資格の取得も目指すということです。
県板金工業組合の福田陽子専務理事は「ドローンで測量ができれば、事故も少なくなり生産性も向上できる。現場で活用してもらいたい」と話していました。

(2022.11.11 NHK鳥取放送局提供)